バイトブキ考察:ハイドラント

ハイドラント
今回はスピナー系ブキ、ハイドラントです。
チャージ時間は恐ろしいほどに長いのですが、フルチャージ後は圧倒的な火力で、まさしく敵をなぎ払うといった表現がピッタリなほどの高火力。

スプラシューターの弾(ダメージ35)をプロモデラーの連射力で14式竹筒銃の射程距離に撃つことが出来ると言えば、その凄まじい性能が理解しやすいだろう。

出典 :スプラトゥーン2 攻略&検証 Wiki より

サーモンランでは、ある程度のスピード感が求められるので、そのあまりに長すぎるチャージ時間はやや扱いにくい面もあります。

ぼくは「サーモンランはタスクマネージメントゲーム」だと考えています。
ここでは、ブキそのものの性能より「いかにタスクを早く処理できるか?」という視点で考察しています。
こちらもあわせて読んでみてください。


ハイドラントの基本性能

―チャージ時間込み―

  • 塗り      ☆
  • シャケ・コジャケ ☆
  • ドスコイ    ☆
  • バクダン ☆☆☆
  • ヘビ   ☆☆
  • テッパン ☆☆
  • コウモリ ☆☆
  • タワー  ☆☆

―フルチャージ後―

  • 塗り      ☆☆☆
  • シャケ・コジャケ ☆☆
  • ドスコイ    ☆☆☆
  • バクダン ☆☆☆☆
  • ヘビ   ☆☆☆☆
  • テッパン ☆☆☆☆
  • コウモリ ☆☆☆
  • タワー  ☆☆☆☆

※☆5段階評価
☆…できれば、他のブキに任せたいな・・・
☆☆☆…やってやれないこともない、かな
☆☆☆☆☆…オレに任せとけ!
※カタパッド、モグラに関しては、ボムで処理することが多いので、ここでは除外


ハイドラントの基本

ハイドラントに関しては、チャージ時間があまりに長すぎるので、あえてチャージ時間込みとフルチャージ後を分けてみました。

フルチャージするタイミングをはかるために、全ブキ中最も状況判断が問われるブキになっています。
というのも、バレルスピナー同様、1週目のチャージはその時間に比例して射程が伸び、2周目も含めたチャージ時間が発射時間に比例します。
そして、ハイドラントはフルチャージしないと、弾1発の火力が落ちます。

バレルスピナーの場合、いわゆる半チャージで局面を切り抜けられる強さがあるのですが、ハイドラントの半チャージはほとんど弾が出ない上に威力も下がります。
これが、サーモンランで扱いにくいとされる、ハイドラントの性能です。

よって、チャージ時間を考慮すると、塗りも雑魚処理もかなり苦手なブキになっています。
チャージ時間を稼ぐために、自身の状況判断と味方のフォローがかかせないブキと言えるかと思います。

オオモノジャケへの対処

チャージさえ完了してしまえば、どのオオモノジャケに対しても圧倒的火力でなぎ払えますが、そのチャージ時間をどう稼ぐかが、ハイドラントの性能を左右します。

半チャージが機能的でない上にフルチャージしないと火力が下がることから、最低でも1週目のチャージまで完了してはじめて、耐久力の低いバクダンやヘビぐらいを相手にできる、というレベル。

コウモリはフルチャージしないと1回の攻撃チャンスを物にできませんが、逆に上手く当てれば、コウモリ本体を落とした上にアメフラシまで落とせるぐらいの発射時間と火力があります。

タワーに関してはそこまでの火力を求められないので、1週目のチャージを完了させて射程を最大にすることで充分に対応できます。
が、その1週目のチャージがかなり時間がかかるので、他の攻撃に絡まれないよう注意しなくてはなりません。


以上がハイドラントの基本的な概要です。

あまりに長いチャージ時間がネックとなるハイドラント。
これほどに状況判断を求められるブキは他にありません。
ただ、フルチャージできる状況を多く作れれば、その火力は他に並ぶものがないほどになっています。
自身の状況判断と味方のフォローが、ハイドラントを活かす最大のポイントとなると思います。

あまりいいところがなさそうに思うハイドラントですが、唯一光るシーンがあります。
特殊WAVE・ハコビヤにおいて、その圧倒的火力と射程をもってして、ハコビヤ到着前に撃退するという荒業をやってのけます。
ただ、ハイパープレッサーを利用した金イクラドロップが狙えなくなるので一長一短ですが、ノルマをクリアしているならば、さっさとおかえりいただくのも作戦の1つになります。

以上、ハイドラントに対する考察でした。

ぜひ参考にしてみてください。

以下は、シフトごとの感想や気づきをメモ的に随時追加していきます。


2018年2月26日 トキシラズいぶし工房
(クアッドホッパーブラック・カーボンローラー・プライムシューター回)

ハイドラントのフルチャージを有効に利用しなければ、火力ブキと呼べるのがプライムシューターのみという、かなりきつい回になりました。
クアッドホッパーブラックが初登場の回だったのですが、オールラウンダーと呼ぶには少し物足りない性能。
カーボンローラーもできることに限りがあるので、ハイドラントの性能が抑えれられてしまうと、プライムシューターのみで切り抜けなくてはならない場面が多くありました。

2018年3月20日 海上集落シャケト場
(ボールドマーカー・キャンピングシェルター・スクリュースロッシャー回)

ハイドラントに関する記事を書いた直後のバイト回。
これまであまり意識しているようでしていなかった、状況判断やチャージ時間の使い分けができるようになり、扱いにくいと思っていたハイドラントを多少扱えるようになりました。
ハイドラントは半チャージは機能的ではありませんが、チャージ時間の1周目2周目を使い分けることで、各オオモノジャケや状況に対応できるかどうかが分かれ目。
1周目で対応できることも多いので、半チャージではなく1周目チャージは意識的に使った方がいいと感じました。