バイトブキ考察:14式竹筒銃・甲

14式竹筒銃・甲
今回はチャージャー系ブキ、14式竹筒銃・甲です。

かつてイカとタコにより繰り広げられた一大戦争「大ナワバリバトル」
その当時のイカ陣営の精鋭部隊「カラストンビ部隊」のリーダーにして、イカの英雄と称される伝説の司令官アタリメ司令の愛銃、その復刻版という歴史あるブキ。
出典:Splatoon2 – スプラトゥーン2 攻略&検証 Wiki より

この記事を書くにあたって、少し調べてみたのですがすごくおもしろい設定があるブキなんですね。
そしてその性能は、単なる竹製の水鉄砲では終わらない、とても変わった性能を持っています。

ぼくは「サーモンランはタスクマネージメントゲーム」だと考えています。
ここでは、ブキそのものの性能より「いかにタスクを早く処理できるか?」という視点で考察しています。
こちらもあわせて読んでみてください。


14式竹筒銃・甲の基本性能

  • 塗り      ☆☆☆☆
  • シャケ・コジャケ ☆☆
  • ドスコイ    ☆☆
  • バクダン ☆☆
  • ヘビ   ☆☆☆☆
  • テッパン ☆☆☆
  • コウモリ ☆☆
  • タワー  ☆☆☆

※☆5段階評価
☆…できれば、他のブキに任せたいな・・・
☆☆☆…やってやれないこともない、かな
☆☆☆☆☆…オレに任せとけ!
※カタパッド、モグラに関しては、ボムで処理することが多いので、ここでは除外


14式竹筒銃・甲の基本

まずは、14式竹筒銃・甲の基本的な部分をおさらい。

  • チャージが非常に速い代わりに、フルチャージのダメージが80しかない。
  • チャージ時間に関わらず常に最大射程を出す。ただし、インクの塗りが飛び飛びになる。(シューターを1発撃った時のような断続的な塗りになってしまう。)
  • スコープはないが、チャージキープができない。
  • フルチャージでも貫通性能がない。

他のチャージャー系ブキとは一線を画する、とても独特な性能を持っています。
これを踏まえて、サーモンランでの立ち回りと照らし合わせてみます。

まずは、塗り。
ぼく自身は、14式竹筒銃・甲は「塗りブキ」だと思っています。
しっかりフルチャージしつつ、横歩きしながらテンポよく撃つことで、平面を一気に塗れます。
ジェットスイーパー並の射程範囲で一直線上を塗れるそのスピードは、他のブキにない性能だと思います。
その性能は、干潮時の初動でコンテナ周りを塗る時などでいかんなく発揮されます。

塗れるブキは雑魚処理に強い傾向にあるのですが、14式竹筒銃・甲に関しては逆になってしまいます。
それは、「フルチャージでも貫通性能がない」ことが関係しています。
雑魚シャケは1匹ずつしっかり狙っていく必要があります。
シャケ・コジャケに関しては、ノンチャージで手早く撃ち落とすのがいいと思います。
ドスコイはしっかりフルチャージで。
1匹ずつしっかりエイムを合わせて、ノンチャージとフルチャージを使い分けて雑魚処理にあたらなくてはならないことから、少し手間がかかってしまいます。

オオモノジャケへの対処

14式竹筒銃・甲でオオモノジャケと対峙する時は、チャージスピードを活かしつつ、そのリズム感覚を掴むことがコツです。

一番倒しやすいのはヘビ。
射程の長さを利用して、ヘビに回り込まれないように注意しつつ、フルチャージした弾をシューターのごとく当てていきます。
テッパンも同様に。
タワーに関しても、射程の長さをしっかり意識して安全圏から狙い撃つことで、シューター並とはいきませんが、比較的手早く倒せます。

コウモリに関しては、傘が開いている時間内に倒すには心もとないところがあります。
先にアメフラシを落として、残った時間にチクチクとダメージを与える・・・ぐらいなら、他の火力ブキに任せたいところです。

チャージャー系のお得意様といえばバクダンなのですが、14式竹筒銃・甲に関しては少し事情が異なります。
一撃で落とせず、フルチャージで2発当てなくてはなりません。
エイム力がまだまだ低い頃は、あの短い時間の間に2発当てるのにとても苦労しました。
今でも、雑魚シャケに絡まれるとエイムがブレて落としきれないことが多々あります。
他の味方と共闘する場合は特に問題ないのですが、単独でバクダンを相手にする時は高いエイム力が必要になってきます。


以上が14式竹筒銃・甲の基本的な概要です。

チャージャー系に分類される14式竹筒銃・甲ですが、その立ち位置はチャージャーとシューターの間のような性能です。
雑魚処理は少し苦手ですが、平面の塗りチャージスピードを活かしたオオモノジャケ撃退を中心に立ち回ることが、14式竹筒銃・甲の一風変わった性能を活かすと言えそうです。
また、他のチャージャー系に比べると1撃の威力が弱いので、かなり高いエイム力が要求されます。

サーモンランでは設定されたブキしか選ばれないので、14式竹筒銃・甲を使う機会に向けて、エイム力を鍛えておきたいところです。

以上、14式竹筒銃・甲に対する考察でした。

ぜひ参考にしてみてください。

以下は、シフトごとの感想や気づきをメモ的に随時追加していきます。


2018年3月4日 海上集落シャケト場
(プライムシューター・バケットスロッシャー・ジェットスイーパー回)

今シフトで、竹が最も重要視すべきタスクは「とにかく塗る」。
どのブキも雑な塗りになってしまうので、イカダッシュでひっかかる事がとても多くありました。
チャージの速さを利用して平面をきっちり塗って、火力ブキといえるプライムシューターの負担をいかに減らせるかが鍵だと感じました。

2018年3月15日 海上集落シャケト場
(スパッタリー・スパイガジェット・.96ガロン回)

14式竹筒銃・甲はシュータ系よりのチャージャー系ブキ。
塗りをメインに立ち回りつつ、ボムでの対処、またチャージスピードを活かしてオオモノジャケの対処にあたれます。
今シフトの設定では高火力ブキが多いので、少し存在がかすんでしまう面もありましたが、激速のチャージスピードによる攻撃もあなどれないものがありました。

2018年3月26日 シェケナダム
(クアッドホッパーブラック・Rブラスターエリート・L3リールガン回)

クアッドホッパーブラックとRブラスターエリートがかなり微妙なバランスのブキで、14式竹筒銃・甲の負担がかなり大きい回になりました。
塗りとオオモノジャケに対して、素早い対応ができるのが14式竹筒銃・甲しかないといった具合。
火力に関しては、L3リールガンに任せられる部分もありますが、14式竹筒銃・甲の立ち回り次第で状況が左右される事が多々ありました。