バイトブキ考察:ヒッセン

ヒッセン

今回はスロッシャー系ブキ、ヒッセンです。
3方向に弾を飛ばせ、スロッシャー系の中でも振り速度が早い。
最後に使ったのは学生時代以来で、スプラトゥーンで久しぶりに見た・または使ったという方も多いのではないでしょうか。

余談ですが、ぼくはこのアイテムの名前を『筆洗(ひっせん)』とは知らず、スプラトゥーンオリジナルの用語だと、最初の3ヶ月ぐらいはそう勘違いしていました。
パソコンで変換してもちゃんと出てくるぐらいの正式名称だったんですね。
筆洗いじゃなかったんですね。
驚きです。

ぼくは「サーモンランはタスクマネージメントゲーム」だと考えています。
ここでは、ブキそのものの性能より「いかにタスクを早く処理できるか?」という視点で考察しています。
こちらもあわせて読んでみてください。


ヒッセンの基本性能

  • 塗り      ☆☆☆
  • シャケ・コジャケ ☆☆☆☆
  • ドスコイ    ☆☆
  • バクダン ☆☆
  • ヘビ   ☆☆☆
  • テッパン ☆☆☆
  • コウモリ ☆☆
  • タワー  ☆☆☆

※☆5段階評価
☆…できれば、他のブキに任せたいな・・・
☆☆☆…やってやれないこともない、かな
☆☆☆☆☆…オレに任せとけ!
※カタパッド、モグラに関しては、ボムで処理することが多いので、ここでは除外


ヒッセンの基本

まず、塗りに関して。
平地もそこそこ塗れますが、そこまでガッツリ塗れるブキでもありません。
ただ壁塗り・段差塗りに関しては、その振り速度からかなり塗りやすいので、他の味方のためにどんどん塗っていきましょう。
シャケ・コジャケも、一度に3方向発射できることからかなり早く処理できますが、ドスコイは少しだけ苦手。
かといって、オオモノジャケの処理も得意というわけでもないので、地味に塗替えしにくる雑魚シャケを振り速度を活かしてどんどん処理していく。
そして、味方や自分の機動力確保のために、壁塗り・段差塗りを基本に平地も塗れるだけ塗っていく、というのがヒッセンの基本スタイルだと思います。

オオモノジャケへの対処

ヘビやテッパンは比較的どのブキでも対処しやすいオオモノで、ヒッセンも振り速度でゴリ押しできます。
タワーも少し時間はかかりますが、そこはボタン連打の気合勝ちで倒していけます。
バクダンに関しては、こちらが高台側にいる場合は頭上を狙いやすく1確で落とせます。
しかし、平地から頭上を狙う際はしっかり狙わないとバクダンの顎の部分に当たることになってしまい、時には落としきれないことがあります。
コウモリも同様で、少し曲射気味に狙っていかないと、傘の部分で遮られてしまい、姿を表している時間内に処理できなくなってしまいます。
コウモリに関しては、アメフラシを1撃で打ち返せるので、そちらを積極的に狙っていく作戦も良いかもしれません。


以上がヒッセンの基本的な概要です。
ぼくの個人的評価で☆3が多く、ガチマッチなどでも比較的強ブキの部類でブキそのものの性能は悪くありません。
しかし、バイトに関してはどちらかというと器用貧乏な部類だと、ぼくは考えています。
それは、ブキそのものの強さがタスク処理の早さに直結しているわけではないからです。

基本的なスタイルとしては、雑魚処理や壁塗りを重点的に引き受けて、他のブキの火力補助、つまり2人がかりでより早くオオモノジャケを処理していくことが、ヒッセンの機動力をより活かせると思います。

以上、ヒッセンに対する考察でした。
ぜひ参考にしてみてください。

以下は、シフトごとの感想や気づきをメモ的に随時追加していきます。


2018年2月19日 シェケナダム
(ケルビン525・スパイガジェット・スプラスコープ回)

スプラスコープとケルビン525が火力担当なので、塗りと雑魚処理をメインに、ヘビなどの比較的倒しやすいオオモノを狙っていき、ボムでモグラとカタパッドを処理していくことで、比較的安定してクリアできました。
といっても、ぼくはやれないオオモノジャケはないと思っているので、ヒッセンでもガンガン突っ込んでいきましたが、振り速度のおかげでそれなりに処理していけました。
高レートでは通用しないかもしれませんが・・・
全ブキ中弾速が一番早いので軽快に立ち回れ、あまりやられることなかったのですが、その軽快さは味方救助にも一役買いそうです。

2018年3月6日 シェケナダム
(.52ガロン・ノヴァブラスター・スプラチャージャー回)

今回のシフトにおいての、ヒッセンの役割は「場を整える」だと感じました。
比較的火力の高いブキが揃っていますが、塗りと雑魚処理をスピーディーにこなせるブキがヒッセンしかありません。
あっちをバシャバシャ、こっちをバシャバシャと見つけた雑魚シャケは片っ端から処理する勢いでないと、.52ガロンとスプラチャージャーの機動力が大幅に下がることにつながっていました。
火力の高さも大事ですが、今回のヒッセンを通じて「スピード感」の大切さも身にしみました。

2018年3月24日 難破船ドン・ブラコ
(.52ガロン・スプラローラー・バレルスピナー回)

ヒッセンの売りである「スピード感」。
今回も機動力の高さをどう活かすが問われる回になりました。
他のブキはどれも火力が高いですが、どれも瞬発力に欠けます。
雑魚処理しつつ、他の味方の足場作りや露払いを務めつつ、ヒッセンも対応しやすいオオモノジャケに対応することがポイントだと感じました。